イオのブログ(仮)

嵐とSexy Zoneとジャニーズ around 13月

Sexy Zoneにとって「変えたくない色、守りたい色」とは

 

SEXY ZONE repainting Tourのネタバレを含みます。

 

今回のツアーはSTAGEとは打って変わって、あいさつらしいあいさつがありません。
きっとそれぞれの思いは昨年出し切ったのだと思います。
再スタートとは多少異なりますが、もっと上を目指すための冒険をしていることは『フィルター越しに見た空の青』前の台詞で語られています。
きっと「言葉でなくパフォーマンスで伝える(だからあいさつに時間は取らない)」のもその一環なのでしょう。

 

以下は個人的解釈による台詞の大意です。

僕たちは今回冒険している。
なぜなら、素晴らしい景色を見るために必ず必要な事だから。
素晴らしい景色見るとは、No.1になるということ。
そのために僕たちは新たに色を塗り足していく。
でも変えたくない色、守りたい色がある。

それが『フィルター越しに見た空の青』

 


初め『フィルター越しに見た空の青』は、別れた(もしくは死別した)恋人とのことを回想する歌だと思いました。
でもそれにしては幸せな空気が流れてるし、何よりかつての恋人同士で見た空がフィルター越しって不自然だよなぁと自分の解釈に不信感があったことは事実です。
しかし、僭越ながらSexy Zoneと我々の歌だと思えば、すとんと落ちるものがありました。

 

銀テープが発射される直前のところ、風磨くんは今回「俺たちとみんなの名前、呼べる?」と呼びかけてきます。
(個人的には5人のSexy Zoneを担当するSexy原理主義者なので「いやいや呼べないけど」とは思うのですが、風磨くんのコンサートづくりの理念には沿っているのでちゃんと従います)
その言葉とステージ演出に、私たちもSexy Zoneという概念の一部として、共に冒険し、No.1を目指していってほしいという意図があるのだと私は解釈しました。

 

けど、変えたくない、守りたい色もある。
それが、『フィルター越しに見た空の青』

なんで、青なのだろうと思いました。
Sexy Roseの赤でなく、空の青。

 

浮かんだのは、デビュー曲『Sexy Zone』の歌い出し。

"空ニ、カザシタ手ノヒラ。"でした。

 

変えたくない、守りたい色。
『フィルター越しに見た空の青』は、きっと"空ニ、カザシタ手ノヒラ"の先に見えた青。
デビューの喜びも期待も、痛みも不安も悲しみも、すべての思いを幼い身の内に抱えて翳した手のひら越しに見た空は、輝かしい未来を刷いた青色だったのだと思います。

 

歌唱後、勝利さまは「素敵な色、素敵な青が見られました」と仰います。
彼らの輝かしい未来を投影する色が青空であるならば、ペンライトは青色にすべきなのかもしれません。
しかし私は色へこだわることよりも、"Sexy Zoneを好きなファンがいる(ペンライトを翳している)"ことの方が重要だと感じています。
彼らのために掲げられるペンライトの数をもっともっと増やせるように、私は私にできることをがんばろうと思いました。