イオのブログ(仮)

嵐とSexy Zoneとジャニーズ around 13月

BLAST in Miyagi雑感と嵐の原点回帰

3.11という機会に、2015.9.24時点でのブラスト宮城の感想を載せてみる。万が一「どっかで見たぞ」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、自分のサイトに上記の日付で上げてるので無断転載じゃないです。


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嵐ブラスト宮城20日22日に参戦してきました。
参戦って戦かよww って我ながら思っていたけど、二宮さんが参戦と仰っていたのでもはや公式です。コンサートは戦です。特に今回の戦感ヤバイ…。宿と交通手段の確保に奔走する戦争でした。
しかし、数々の努力が報われてかつお釣りがくるレベルで最高でした。20日がスタンドほぼ正面の前列だったので参戦した方には察して頂きたいのですが、潤くんソロを拝むには神席で…
潤くんマジ天使
リアル天使
潤くんをなんでもかんでも天使と表すのってアレ? って思ったりするんですが、今回は紛うことない天使でした。隠しきれない羽が出ちゃったやつ。
デジタリアンでは鼓動とファンラで飛び越えた距離を、今回は生身で越えてきたかんじです。潤くんにピークはない。毎年毎年、最高を更新してるって確信できました。

潤くんがBLASTの基本形と語った今回の宮城公演。アラフェスからの、従来の嵐を見せていくスタイルを踏襲しつつも、復興支援に比重を置いていただけに、より一層みんなで盛り上がれるコンサートになっていました。
そこに集う人々はみんな違う境遇だけど、嵐を通して、同じ時間を、同じ思いで、同じ空の下にシェアしている。
それは観客だけでなく、会場に至るまでの交通に携わる方々、復興市場の方々、ボランティアスタッフの方々等とも共有できたように感じました。
現地でお世話になった方たち、みなさんホントに良い人ばかりだったんです。
彼らがこれ以上、悲しい思いをしないで済むように。
共に、未来へ向かっていけるように。
参加者がそのような思いを持ち帰る。
それが今回のBLASTの意義なのかなと思っています。
嵐のBLASTは、まさに現地に人とお金だけでなく、震災を風化させず、手を取り繋がって前を向ける、そんな思いを吹き込んだのだと感じました。

それはもちろん、コンサートの中でも語られていました。

青空の下、キミのとなり
Endless Game
Sakura
果てない空

かつてあった美しい景色は無くなってしまった。
巻き戻すことはできないから、悲しみも苦しみも抱えたまま。
それでも進むしかない。
でも大丈夫、その空の下には仲間が居るから。

最初は不便な立地、野外の会場に選定の意義への不信感がありましたが、あの地まで足を運ぶこと、空が見えることには多大な意味があるのだと、今は納得しています。きっとスタジアムから放たれた綺麗なライティングは、空の向こうにも届いたはすです。


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2016.3.11追記


もしかしたら百万回言われてるかもしれないが、自分の言葉で言ってないから言う。

Join our
BIG PARTY
SHARE
something Awesome!

これらはグッズや円盤のパッケージ記されていた言葉である。この中の"PARTY"はバースデーパーティー等のPARTYと、グループ・仲間のPARTYのダブルミーニングだと考えている。

アラフェスのお祭り的側面を引き継ぐPARTYは、「一緒にこの最高のパーティーを分かち合おうぜ!」と観客を楽しげに誘っている。
一方、嵐の影響を及ぼそうと意図するBLASTを担うPARTYが、『チーム嵐』を形成するメンバー・スタッフ・観客へ、思いの共有を促している。

嵐のコンサートは最高に楽しい。
だけど、それだけじゃない。
最高の時間と空間をシェアすることで、一人ひとりが被災地へ何かしらの思いを抱くことを目的としているのだと感じられた。

そこでふと、後のJaponismツアーで掲げられたテーマである原点回帰が思い浮かんだ。
世界の中の日本、エンターテインメント界の中のジャニーズへの回帰であると語られ、Japonismでジャニーズらしい演出をふんだんに取り入れることで果たされたが、今思えば、在り方としてはむしろ、ブラスト宮城に色濃く出ているように感じられる。

社長がエンターテインメントを作る大きな理由の一つに、反戦・世界平和があると思っている。ジャニーズ・ワールドでも「戦争は絶対に起こしてはならないもの」であり、戦争のない未来(ユートピア)を子どもたちに残すべきであると強く語られていた。
しかし社長は、かつて起こった悲劇や戦争を否定することはしなかった。悲しみのない宇宙に焦がれながらも、そこへ逃げ込むべきでないと言うのだ。

人間は、悲しい出来事も含めて過去から受け継がれたもの受け止め、未来へと繋いでいくべきであり、幸せだけを享受することはできない。
喜びも苦しみも悲しみも、すべてひっくるめてエンターテインメントであり、人生なのだと。
このように、観客にも一定の資質を求めるのが、ジャニーズ(と言うか社長)のエンタメだと思っている。
(しかしジャニヲタはそんな感情と切り離されたいからジャニーズを見に来てるのであって、こんな時まで現実見たくないと思ってるのだから、そりゃヲタクと事務所の需給が噛み合わないわけである)

主たるテーマこそ違うものの、ブラスト宮城においては、復興支援、風化防止、慰霊などなど。コンサートを楽しむだけでなく、そのような思いを被災地から持ち帰ることを『チーム嵐』から望まれたところにジャニーズらしさや社長イズム、つまり原点回帰を感じているのだ。 

 

余談
仲間、一行などと訳されるPARTYだが、特に『共に登山をする仲間』をPARTYと呼ぶらしい。
”先の山は風で越える”彼らにぴったりだと思った。

 

2015年現場まとめ

 今更だとは思っているのですが、自分の覚え書きに。

 

1月4日12:00 2015 新春JOHNNY'S World@帝国劇場

1月9日18:00 2015 新春JOHNNY'S World@帝国劇場
 初ジャニワ。嵐からのド新規がジャニーズの尊さに出会いその世界の虜となるが、チケットがこれ以上見つからなかった。

 

3月28日16:00 Sexy Zone Sexy Power Tour@横浜アリーナ

3月29日12:00 Sexy Zone Sexy Power Tour@横浜アリーナ

3月29日16:00 Sexy Zone Sexy Power Tour@横浜アリーナ
 少しずつマシにはなっていったものの、客席の反応がクソだった。内容は正直あまり記憶にないけど、まだ見ぬ景色~トラフィックジャム、桜咲くcolor~雨だってのあたりが好き。Hey You!の本当の良さは会見回しか出てなかったので、毎公演会見すべきだった。

 

4月12日13:00 滝沢歌舞伎10th Anniversary@新橋演舞場
 2015年は歌舞伎との出会いがあった年でもあった。1月10日の壽初春大歌舞伎を皮切りに、5回観劇に行った。シネマ歌舞伎も何回か行った。またこの件は改めて語りたい。

 

5月5日12:00 Sexy Zone Sexy Power Tour@大阪城ホール

5月5日16:00 Sexy Zone Sexy Power Tour@大阪城ホール
 この前後にSound HorizonのStory Concertに帰国している。セクゾの体制的にコンサートを心から楽しむことが難しく、正直サンホラの方が何倍も楽しかった。

 

5月9日19:00 ジャニーズWEST 1st Tour パリピポ@センチュリーホール
 めっちゃ楽しかった。なんでセクゾの現場でこの楽しさ味わえないんだと悲しくなった。

 

5月26日18:00 Sexy Zone Sexy Power Tour@ガイシホール
5月27日18:00 Sexy Zone Sexy Power Tour@ガイシホール
 仕事終わりに駆けつけた名古屋初日はリアルにトラフィックジャムで、初めて開演に間に合わなかった。着いたときがそれこそ丁度トラフィックジャム披露してるときで、良いのか悪いのか分からなすぎるタイミングと、まだ見ぬ景色が終わっていたことに客席で崩れ落ちた。

 

6月7日11:00 嵐のワクワク学校2015 ~日本がもっと楽しくなる四季の授業~@京セラドーム
6月7日17:00 嵐のワクワク学校2015 ~日本がもっと楽しくなる四季の授業~@京セラドーム
 一回目は、嵐では初の一列目に湧いたのも束の間、潤くんが悉く死角な上にトロッコも逆サイドで人生の無常を味わった。

 

6月13日13:00 A.B.C-Z Early Summer Concert@大阪城ホール
 なんとなく嵐みを感じた。ジャニストとおなじで楽しくて、なんでセクゾで以下略

 

7月26日18:00 関ジャニ∞リサイタル お前のハートをつかんだる!!@三重県営サンアリーナ
 駐車場から出るのがめっちゃ大変だった。

 

8月5日17:00 Sexy Zone A.B.C-Z Summer Paradise in TDC『風 is a Doll?』@TOKYO DOME CITY HALL
 すごく盛り上がったし熱かったし暑かった。ラストだったから全力で波を捕まえてるところも見れた。「こんな楽しいコンサートない」って言った風磨ちゃんに申し訳ない気持ちになった。ごめんね、セクゾのコンサートをちゃんと盛り上げられないファンでごめんね。

 

8月7日17:00 Sexy Zone A.B.C-Z Summer Paradise in TDC『Love Ken TV』@TOKYO DOME CITY HALL
8月8日13:00 Sexy Zone A.B.C-Z Summer Paradise in TDC『Love Ken TV』@TOKYO DOME CITY HALL
8月8日17:00 Sexy Zone A.B.C-Z Summer Paradise in TDC『Love Ken TV』@TOKYO DOME CITY HALL
 愛しくて尊くてかけがえのない大切な空間。あんなにも愛に溢れたデートが6回なんて少なすぎるし、延べ12000人しか健人さんの彼女になれてないなんて人類にとって損失(真顔)

 

8月12日13:30 ガムシャラ!サマーステーション羅vs覇@EXシアター六本木
 聡ちゃんもマリちゃんも本当に大きくなったね。やっぱりデビューしてる子たちだな、安易な心配は要らないな。と思った反面、だからこそ冷遇される意味がさらに分からなくなった。

 

8月12日17:00 Sexy Zone A.B.C-Z Summer Paradise in TDC『勝利 Summer Concert』@TOKYO DOME CITY HALL
 勝利様は犠牲になられたのだ。としか思えませんでしたごめんなさい。

 

9月13日12:00 DREAM BOYS@帝国劇場
 優馬くんの主人公力が圧倒的だったし、風磨ちゃんとチャンプの相性の良さ気持ち良かったし、マリちゃんの初ソロ曲初舞台演技もあったし、すごく充実してた。

 

9月20日16:30 Arashi Blast in Miyagi@ひとめぼれスタジアム宮城
9月22日16:30 Arashi Blast in Miyagi@ひとめぼれスタジアム宮城
 宿、交通手段、天気…などなど心配事が尽きなかったので、無事行けて本当に良かった。ちょっとした感想は別サイトで書いたので、気が向いたときにでも引っぱってきます。人生で盛り上がったコンサート暫定一位。自担が空を飛ぶ姿がしばらく脳裏から離れなかった。

 

10月9日19:30 グレート・ネイチャー@シアター・ドラマシティ
 仕事終わりに行ったけど間に合った。テンポが良くておもしろかった。

 

11月8日16:00 ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism@ナゴヤドーム
11月29日16:00 ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism@京セラドーム
 嵐もやっぱジャニーズなんだなぁと感慨深い気持ちになった。新規のくせに。そしてすごくジャニワが恋しくなった。また、フリフラがさらに進化しており、Japonesqueでは本人見るかビジョン見るか客席見るかで大忙しだった。

 

12月5日13:30 関西ジャニーズJr. X'mas Show 2015@大阪松竹座
 花道横で躍るJr.の近さにビビった。

 

12月25日13:00 JHONNY'S World 2015-2016@帝国劇場
 前回より分かりやすくなった気がする。あと例に漏れずHiHiJET中毒になった。ハーイハーイハーーーイ!!!!!

 

12月26日18:00 関ジャニ∞の元気が出るLIVE!!@ナゴヤドーム
 キャンジャニちゃんが生で見られて良かった。


 ジャニーズだけで数えるとちょうど30現場。自担以外の現場にも積極的に行こうとしたので、2014年より10現場近く増えた。しかし地方民に毎年このペースは辛いので、2016年は現場を精選しようと思う。ちなみにウェルセクツアーの当落が昨日18時頃から始まりましたがまだつながりません…

初めまして

 お題に乗っかりたいばかりにごあいさつが後回しになりました。初めまして、イオと申します。松本潤くんを甘やかしつつ、中島健人くんに恋しながら、マリウス葉くんを溺愛しているド新規です。もともと担当なんて概念のない界隈に生息していたため担当を一人になんて決められず、基本的には潤くん♡ でも健人さんもマリちゃんも好きだよ♡ ってかジャニーズの人たちみんなかわいくてかっこいいね!! というもはやDD。しかし事務所担を名乗るには知識も経験もありません…

 最近は、嵐の摩訶不思議カバー→ジャニワ少年隊メドレーを経て、少年隊のプレゾンFINALを購入。明後日にはBEST OF 少年隊が届く予定です。楽曲もパフォーマンスも素敵で、少年隊が現行で活動してたらグループの掛け持ちが3つになっていたと思うくらい好みだからつまりやばい(語彙)

 

 乗っかりたい気持ちがきっかけとはなりましたが、私が最初にブログを作りたいと思ったのはSexy Zoneの不可解な動向からでした。これから先、Sexy Zoneが姿を変えたり変えなかったり、ファンが変わったり変わらなかったりしていくであろうなかで、もしかしたら後に印象が変化していくかもしれない、2014年7月15日火曜日から2015年11月18日水曜日までの491日間と、その前後の体感を残しておきたいと思ったからです。だからSexy Zoneにまつわる記事はいくつか書きたいなぁと思っています。

松本潤担当になったきっかけ

お題「ジャニヲタになったきっかけ」

 

 いつかブログ作りたいなぁと思っていたら、毎回素敵な記事を書かれているあややさんがこれまた素敵なお題を提示されていたので、全力で乗っかることにしました。あややさん、きっかけをくださりありがとうございます!

 

 以下、本題までだらだらと長い上に余談を挟みすぎた自分語りが続きます。

 

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1.黎明期

 ジャニーズとの出会いは小学校低学年頃のV6やKinKi Kidsだったと思う。ちょうど彼らがデビューした頃であり、当時のシングルのサビくらいは音楽番組等で耳にして歌っていた記憶がある。しかし興味があるかと言われればそうでもなく、おそらくお決まりの質問である「光一くん派?剛くん派?」にも話を合わせるためにしか答えていなかった。
 ちなみに「剛くん」と便宜的に答えた結果だと思うのだが、私の手元には剛くんの下敷き(1999年夏コン)がもたらされた。大きなサイズで使いやすく、後に腐女子となる私の机に常に置かれ、創作時に使用された。(もちろん下敷き本来の使い方で)ジャンルがコロコロ変わる性質なので部屋に最も長期間存在していた『グッズ』は、もしかしたらこの下敷きかもしれないくらい付き合いが長い。

 当時はJr.黄金期とも呼ばれる時代であり、御多分に漏れず私も『8時だJ』を視聴していた。しかし顔と名前を覚えることがすごく苦手で、能動的に観ていた記憶があるにも関わらず、タッキーと翼くんくらいしか個体識別ができなかった記憶がある。言い換えれば、やはり彼ら2人の存在感は圧倒的だったのだろうと思う。
 なお、上述の剛くん下敷きをくれた友だちは姉の影響とかでJr.にも興味を持っていたらしく、家に遊びに行った際にタッキー直筆のFAX(たぶん元禄繚乱出演時)を見せてもらったことがある。昔のJr. 情報局(?)はFAXを使用していたのだと、15年越しに記憶が知識となった。

 私の記憶にある、最も古いジャニーズからのデビューは嵐である。めざましテレビで流れるデビュー会見映像観ながら(今度はこの人たちを覚えないと…)と、思った。案の定「誰が好き?」と聞かれ、なんとか特徴や立ち位置を伝えたところ「松潤だよ」と教えられたのでこの日から私は松潤ファンになった。もちろんピックアップした一人が本当に松潤だったか知る術はない。しかし、10年以上越しでジャニヲタとして開花するにあたり、この思い込みは多少なりとも影響しているように感じている。
 この頃、ジャニーズのファンなるものは雑誌を買って切り抜き、ブロマイドを買い持ち歩くものと思い込んでいたので、何ヶ月かMyojoを購入して切り抜き、ファイリング(今思えばコラージュ)していたのだけど、めんどくさがりに続けられるはずもなく、しばらく後に挫折したのだった。


2.テニミュ、特撮俳優ヲタ期

 その後はテニスの王子様にハマり、転げ落ちるみたいに漫画アニゲのヲタク、そして腐女子となる。三次元とかセンスないとか思って過ごした中学時代だったが、遊戯王から声優(KENN)経由でテニミュにハマり、早々に三次元の世界に復帰。歌手・俳優にも関わらずアイドル体質な売り出し方に馴染んでいく。高校大学の頃はライブや舞台、握手会に行くようになり、また自由にできるお金も増えていったため、フットワークも軽くなった。この経験は間違いなく、ジャニヲタとして遠征するハードルを下げたと思っている。


 ちなみに俳優とジャニーズ(デビュー組)の双方のファンをやって感じた違いを端的にまとめると、

①雑誌の種類と金額…俳優の載る雑誌は種類が少なく単価も高い。一方ジャニーズは多岐にわたり、テレビ誌など単価の安いものも選択肢に入れられる(てか俳優さんの時は選ぶまでもなく全買いだし、テレビ誌に載ろうもんならちょっとした祭りだった)
②接触機会…俳優さんは写真集やトレカ、カレンダーを発売する際に握手会を行い、購入数によってポラを一緒に撮れたり、サインを入れてもらえたりする。私は握手会に行くことを「イケメンに合法的に触る」と言い、大事なイベントとして位置づけていた。裏を返せば、これ以外に観る機会もほぼなかったとも言える。一方ジャニーズで接触と言えばコンサートのファンサ。タッチくらいならあるかもしれないけど、ほとんどが自分かも分からない指さしで号泣できるくらいジャニヲタに接触機会はない。

 こんなかんじ。

 

 若手俳優ヲタをしていると、ジャニーズは目の上のタンコブでしかなかった。連ドラの貴重な若手枠を埋めるジャニーズに嫉妬し、よくある「チャラチャラしてて女ウケだけは良い事務所の名前を笠に着た実力のない奴ら」なんて思い込みをしていた。

 ちなみにそんなアンチ気味な立場からの嵐ブレイクに関する印象は、

花より男子松潤の名前を思い出す

山田太郎ものがたりで「嵐の二宮櫻井とかwwおっさんだろwww」と高校生役を20代のジャニに盗られたと思い込み荒れる)

truthをやたら耳にする。これ良い曲やん…

え、なんかやたら嵐出てこない…?(この時期はまだ大野相葉は名前すら知らない)

10周年

 だったような気がする。


3.そしてジャニヲタへ

 ようやく本題。友だちの影響で少しずつ嵐を知り、DVDを見せてもらうなど、いわゆる布教を受け始める。
 振り返ると、自分がジャニヲタになるまでには大きく3ステップあった。

 

①強化合宿
 ご存知風景コンDVD特典の強化合宿。この時はまだ、ジャニヲタになるなど思いもしなかった。しかし彼らの会話のおもしろさ、関係の和やかさ、仕事へ取り組む姿勢、それらを目の当たりにして(いいなぁ、私の好きな人たちにも、こんな機会があればなぁ)と思ったことを覚えている。

 この時いいなと思ったのは嵐の関係性が主であった。ファンになるなんて思ってなかったので、この中で誰がいちばん好きなんてたぶん考えなかったと思う。あまり記憶にない。ただ、友だちと嵐の話しをするにあたって、デビュー当時は「松潤が好き」だったことを口に出すようになり、それに比例して松本潤に視線を注ぐ機会も増えていったように思う。

 

②ワクワク学校へ登校
 ①から3ヶ月後、ワクワク学校へ登校する機会に恵まれる。その間は特にジャニヲタになるわけもなく、変わらず俳優さんの動向を追っていた。初めてのジャニーズ、初めてのドーム。いつもはホールだからこんなにたくさんのファンで溢れかえることはない、さすが国民的アイドルと圧倒された。合宿DVDを見せてくれた友だちに同行したのだが、デビュー以来のファンながらその日が初めての現場だった彼女は、最後感極まって泣いてしまった。私も芸能人のファンをしているのに、姿を見られただけで泣くなんて経験したことがない。そこでより一層、彼らの立場や人気を再認識したのだった。

 ちなみにワクワク当日に強化合宿の収録されたDVDを購入した。

 

③テレビ露出の多さとファンブログ
 ワクワク以降、レギュラーバラエティを録画するようになった。当時グループでのレギュラーが週に3本。連ドラに出てなきゃ月イチ配信のネットラジオ的動画が関の山だった俳優オタには多すぎる露出であった。現行の情報ですら、追っても追っても追い切れない。
 また、ネットで彼らのことを調べるようになった。そこで重要な情報をもたらしてくれたのが先輩諸姉方のブログである。過去のエピソード紹介やバラエティのレポ、彼らのパーソナルデータ。彼らを知るごとに彼らを好きになっていく。しかも過去エピすら無尽蔵かと思うほど、調べれば調べるほど(真偽は別として)出てくる出てくる…
 気付けば24時間テレビはほぼ24時間貼り付き、CDを予約、雑誌も購入するようになった。そして彼らへの熱量が高まっていった頃、ポプコンの開催が発表され、ほぼ迷いなくFCに入会したのだった。

 しかしこの頃は、大っぴらにジャニヲタになったと口にできなかった。だって当時好きだった俳優さんに興味がなくなったわけではないし、すごく飽きっぽいためすぐ興味なくなるかもしれないとも思ってたし…

 

 観念したのはポプコン名古屋で嵐のパフォーマンスを生で観て、松本さんとお呼びしていたところを、潤くんと変えたあたりかなと思っている。

 

 つまり、私にはきっかけと呼べるほどセンセーショナルなできごとはなかったと言える(本末転倒)

 きっかけはなかった。けど、小学生当時の「松潤ファン」という言霊みたいな記憶。その上に、2012年3月から2013年1月の実に10ヶ月という、まるで出産みたいな年月が積み重なって、わたしはゆっくりとジャニヲタに、そして、松本潤担当になっていったのだ。